盛岡駅前の歯医者で歯周病の予防・治療・再生療法（エムドゲイン）

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安藤歯科医院: 〒020-0034
岩手県盛岡市盛岡駅前通８−３ ANDOビル 1F
JR東北本線「盛岡駅」から徒歩2分

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診療案内：歯周病治療

歯周病治療

PERIO

歯周病とは

歯垢・歯石が溜まり、歯槽骨で歯を支えられずグラグラに…

30歳以上の日本人の約8割は 歯周病: 歯周病は、歯の周りの歯ぐき（歯肉）や歯を支える骨（歯槽骨）が壊される病気で、かつては歯槽膿漏と言われていました。症状は、歯肉の赤み・腫れ・出血・口臭・歯肉のかゆみ・唾液のネバネバ・歯が動く・歯肉の退縮などがあり、治療せずに放っておくと歯が揺れてかみにくくなり最終的には歯が抜け落ちてしまいます。進行が非常にゆっくりしていて、かなり病状が進行しても自覚する症状が少ないため、歯を支えているアゴの骨が溶けて歯が動くのを感じたり、腫れて痛みを感じるようになってようやく歯周病を自覚する場合がほとんどです。

CHECK

歯周病の症状をチェック！

起床時はお口の中がネバネバ
口臭がひどい
歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
硬いものが噛みにくい、噛むと痛む
歯磨きをすると歯ぐきから血が出る
歯ぐきが下がってきた
歯ぐきが赤く腫れている
歯がぐらぐらと動く

一つでも当てはまる方は、
一度当院へご相談ください！

歯周病が引き起こす
全身疾患

脳梗塞、動脈硬化・心臓疾患、糖尿病、早産・低体重児

心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などの 病気と密接な関係: 歯周病は慢性的に進行する病気で、歯を支える顎の骨や歯周組織にじわじわとダメージを与えるだけでなく、心臓疾患のような全身の問題を引き起こすリスクを示す研究論文もあります。歯周病は細菌に対する炎症反応で、重度の歯周病に長期間罹患していると、この炎症反応が引き金となり、糖尿病の合併症や心血管系疾患、早産や低体重児のリスクを高めることになります。歯周病は、年齢などに関係なく誰でもかかる可能性があります。歯周病が進行して全身の健康に影響を及ぼす前に、少なくとも年2回は歯科医院を訪れて歯周組織のチェックを行い、必要があれば早期に治療を受けることが大切です。

糖尿病

糖尿病の患者さんは免疫力が低下して歯周病にかかりやすく、歯周病が進行すると糖尿病治療に使われるインスリンの効果が低下し、血糖値が上昇しやすくなります。一方で歯周病の治療が糖尿病の状態を改善させることもあるため、この2つの疾患は相互に影響し合っています。
早産・
低体重児出産

妊婦さんが歯周病に感染している場合、歯周病菌が胎盤を介して胎児に感染することで低体重児出産や早産のリスクが通常より7倍も高まるという報告があり、喫煙や飲酒といった要因よりも高い数値です。母子の健康を守るために、妊娠中は特に入念なお口のケアが必要です。
動脈硬化・
心臓疾患

歯周病の細菌は歯肉から血管に侵入し、血管硬化を引き起こす物質を生成します。また、この刺激によって血管内にプラーク（血管内の沈着物）が形成され、それが剥がれることで血管に詰まり血流を妨げてしまい、心臓疾患のリスクが高まります。

歯周病の治療法

軽度歯周病（歯肉炎・歯周炎）… スケーリング: 歯と歯肉の隙間に歯垢や歯石が付着し、歯肉が赤く腫れた軽度の歯周病であれば、専用の器具であるスケーラーを使用して汚れを根本的に取り除く「スケーリング」を行います。歯垢は時間が経つと硬くなり歯石に変わって通常の歯磨きでは取り除けなくなるため、歯科医院での定期的なクリーニングで蓄積した汚れをしっかり除去することが大切です。

中等度歯周病（歯周炎）… ルートプレーニング: 中程度の歯周病は、歯肉が赤く腫れたり下がってきます。歯の根の奥にも汚れが付着している状態です。この段階では、歯垢や歯石を取り除くスケーリングに加えて、歯周病に感染した歯根の組織を取り除く「ルートプレーニング」と呼ばれる治療が行われます。さらに歯根の表面を滑らかに整え、汚れの再付着を防ぐことで歯周病の進行を抑制できます。

重度歯周病（歯周炎）… 歯周外科治療: 重度の歯周病は、単に汚れを取り除くだけでは回復が難しいため、外科的なアプローチである「歯周外科治療」が必要となります。歯周外科治療は溶けてしまった骨や歯肉の再建、歯周ポケットの深部に蓄積した歯垢や歯石を取り除くための歯肉切開など、様々な治療方法があります。盛岡市盛岡駅前の歯医者安藤歯科医院では、患者さんの症状に応じた歯周外科治療を提供しています。

EMDOGAIN

エムドゲインによる
歯周組織再生療法

歯周病により骨が溶けてしまうと自然には治りません。盛岡駅近くの歯医者安藤歯科医院の歯周病治療では、歯の根周辺に「エムドゲイン」というタンパク質の一種である薬剤を塗布することで不足した歯周組織の再生を促す歯周組織再生療法を行っています。
歯肉とともに骨の再生も促進できるため、深い歯周ポケットの減少や歯磨きしづらい環境を改善させることができます。

歯周病にならないための 「予防」が最も大切: 歯周病が重度まで進行しても歯周外科治療などの高度治療によって回復を図れるようになってきましたが、咀嚼時の負担・全身疾患のリスクを考えると、そもそも歯周病に感染しないことが大切です。
毎日のセルフケアを適切な方法で実施し、歯科医院での定期的な健診とクリーニングを通じて口腔の清潔を維持することで、歯周病の予防・早期発見・早期治療に努めましょう。